（社）日本自動車工業会（以下、自工会）は、９月２６日に中国・北京において北京事務所の開設を発表する。

自工会は、モータリゼーションの進展とともに中国自動車産業がめざましい発展を遂げていく中で、刻々と変化する市場環境を的確に捉えて会員各社による事業展開をサポートすることに加え、日中自動車産業間の相互理解促進と協力関係の一層の強化により、両国自動車産業のさらなる発展に貢献することを目的に、昨年度より北京事務所開設の準備を進めてきた。

開所式典には、宗国旨英自工会会長をはじめ、会員各社代表者が出席し、多くの中国政府・中国自動車業界関係者、日本政府関係者らを招待して、９月２６日に中国大飯店で開催される。また、開所式典に先立ち、宗国会長が中国国務院、国家発展委員会、商務部を表敬訪問し、自工会による対中国交流計画について説明するほか、中国汽車工業協会 苗会長（東風汽車公司・総経理）との会談も実施する予定である。

自工会・北京事務所の概要は次のとおり。

１．名称：
２．住所：	中華人民共和国北京市朝陽区建国門外大街１号 中国国際貿易中心国貿大厦２座１０楼１００１Ｂ
３．所長：	本川　浩（ほんかわ　ひろし）
４．業務内容：	(1)中国における自動車関連情報の収集と日本自動車業界の情報発信 (2)中国の自動車関連政策の立案状況を把握し、ルールメーキングへの積極的な関与・協力、日中政府間協議のサポートを迅速かつ適切なタイミングで実施 (3)中国政府及び中国自動車業界との交流の強化、等
自工会としては、北京事務所によるこれら業務を通じて、日中両国自動車産業の更なる発展への貢献を目指し、力を尽くしていきたい。

以　上