JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2002年11月22日

高規格救急自動車の寄贈について

日本自動車工業会は、総務省消防庁の平成14年度高規格救急自動車整備事業に協力し、泉佐野市など3団体に対して、3台の同車寄贈を決定した。今回の寄贈により、高規格救急自動車の寄贈は累計31台となり、従来型車両を含めた総累計は722台となる。

各市町村の消防機関が行う救急業務に関しては、救急隊の出場件数が年間で約440万件、搬送人員も約420万人に上るなど、国民生活の安全を守る上で欠くことのできないものとなっている。

自工会では、社会貢献事業の一環として、昭和44年度から平成4年度までの間、消防庁の救急医療体制整備事業(全国民が24時間態勢で救急サービスを享受しうる体制整備)の充実化に協力することを目的に、従来型の救急自動車の寄贈を行ってきた。
また平成5年度以降は、ほぼ昼夜の別なく救急サービスを受ける体制が整備されたこともあり、昨今のプレ・ホスピタルケア(病院治療までの措置)の充実化に対応し、従来寄贈してきた救急車に変えて、人工呼吸器や輸液ポンプ等医療器具を備え、搬送途中での救急救命士による気管内挿管など高度な応急措置を可能にした高規格救急自動車を寄贈している。

◎平成14年度受贈団体……3団体
・泉佐野市(大阪府)
・茨城西南地方市町村圏事務組合(茨城県)
・富士五湖広域行政事務組合消防本部(山梨県)
*納入時期は未定(平成14年度内)

◎これまでの寄贈実績

<従来型車両>     <高規格車両>  
昭和44〜46年度 各30台 平成5年度 4台
昭和47〜48年度 各45台 平成6〜14年度     各3台
昭和49〜55年度 各25台    
昭和56〜平成4年度  各28台    
従来型車両累計 691台 高規格車両累計 31台
      総累計722台

以 上