JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2018年03月15日

自工会・2018年春季交通安全キャンペーンのご案内

一般社団法人日本自動車工業会(会長:西川 人、以下自工会)は、4月6日(金)〜5月5日(土)までの間、政府の実施する春の全国交通安全運動と連動し、「自工会・2018年春季交通安全キャンペーン」を実施します。
*主催:内閣府他、期間:4月6日(金)から4月15日(日)

昨年の交通事故の発生件数は47万2,165件と前年より2万7,036件減少(-5.4%)し、死者数は3,694人と警察庁が保有する昭和23年以降の統計で最少となりました。
しかしながら、高齢運転者による事故が多発するなど、交通事故の実態は依然として厳しい情勢にあります。
当会としては、平成28年に政府が作成した第10次交通安全基本計画(平成28年度〜32年度)において、世界一安全な道路交通を実現するため、平成32年(2020年)までに交通事故死者数を2,500人以下とする目標の実現に向けて、一層の車両安全対策に取り組むとともに、交通安全活動の一環として春季交通安全キャンペーンを実施し、安全な交通社会の実現に貢献してまいります。

 

<春季交通安全キャンペーンの考え方>
●四輪テーマ:後席を含めた全ての座席のシートベルト着用促進
2017年の一般道でのシートベルト着用率は、運転席 98.6%、助手席 95.2%に対し、後部座席は36.4%と依然低い状況です。
2017年中の自動車乗車中の事故死者のシートベルト着用状況を見ますと、全体の42.6%は非着用となっています。シートベルト非着用の致死率は着用時に比べ約14.5倍高いことから、後席を含めた全ての座席のシートベルト着用を呼び掛けます。

●二輪テーマ:ヘルメットの正しい着用促進
事故当事者(第一当事者)の車両別による死亡事故率を見ますと、二輪車の死亡事故率は自動車と比べて4倍近く高くなっています。
また、二輪車乗車中の事故死者のうち3割は事故時にヘルメットが離脱していることから、あごひもをしっかり締めるなどの、ヘルメットの正しい着用について呼び掛けます。 

<キャンペーン展開の概要>
・四輪ドライバー及び同乗者向けテーマ:後席を含めた全ての座席のシートベルト着用促進
・二輪ライダー及び同乗者向けテーマ:ヘルメットの正しい着用促進

 

○訴求のポイント

実施期間 2018年4月6日(金)〜5月5日(土)
テーマ設定

・ 四輪乗車中の交通死亡事故抑止に向けて、ドライバー及び同乗者に対し、後席を含めた全ての座席のシートベルト着用を訴求する。
・ 二輪乗車中の交通死亡事故抑止に向けて、二輪ライダー及び同乗者に対し、あごひもをしっかり締めるなど、ヘルメットの正しい着用を訴求する。

スローガン 四輪ドライバー及び同乗者:後席も含めシートベルト着用。
二輪ライダー及び同乗者:あごひも、しっかり、ヘルメット。

○具体的展開
・人気アニメキャラクター「ぼのぼの」を活用した「後席を含めた全ての座席のシートベルト着用促進」、「ヘルメットの正しい着用促進」を訴求するアニメーション動画を以下のメディアに配信。

YouTube アニメーション動画を配信
屋外大型ビジョンCM 通行量の多いスポットに設置されている全国14都道府県の屋外大型ビジョン39カ所で放映
ハイウェイビジョンCM 東・中・西日本高速道路のサービスエリア内に設置されたインフォメーション用のハイウェイビジョン約100ヶ所で放映
キャンペーンサイト アニメーション動画を視聴後に交通安全クイズに答えて正解した方の中から抽選で景品が当たるキャンペーンサイトの開設
http://www.jama-campaign.jp/
タクシー車内モニター 東京都・大阪府のタクシー約5,000台の車内モニターで放映
  • 会員各社のホームページ、SNS等に交通安全キャンペーンサイトへのリンクバナーの設置。

以 上