JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2002年09月05日

サウジ自動車技術高等研修所(SJAHI)の開校について

日本政府及びサウジ政府の協力を得て自工会とサウジ日本車ディーラー協会(JADIK:Japanese Automobile Dealers in the Kingdom)が共同で設立準備を進めてきたサウジ自動車技術高等研修所(SJAHI:Saudi Japanese Automobile High Institute)が9月1日に開校した。

サウジ自動車技術高等研修所(SJAHI)は、1998年にサウジアラビア・アブドゥラ皇太子が来日した際、サウジアラビアにおける自動車整備に係わる技能向上を目的に政府間協力として合意され、フィジビリティースタディー等を経て、約2年という早いスピードで設立し、開校した。 特に、自工会は校舎建設費用(7.65億円)を負担すると共に、カリキュラムの作成など支援を行ってきた。

サウジ自動車技術高等研修所は、サウジ人高卒者を対象とした2年制の技術短大で、1学年200人、2学年合計で400名の学生を受け入れ技術指導を行う。

SJAHI開校に合わせ、宗国自工会会長がジェダを訪問し、9月3日に開催されたSJAHI開校歓迎イベントに参加。 宗国会長は開校歓迎イベントにおいて、「自動車整備の重要性が非常に高まっており、サウジにおいて多くの優秀な自動車整備士を育て、SJAHIが自主的に発展してゆくことが必要」と述べるとともに、「SJAHIがサウジの経済発展に大きく貢献するとともに、日サ間の友好関係が深まることを期待したい」との挨拶があった。

宗国会長は、サウジ訪問の機会を捉え、ジェダにおいてスルタン第2副首相兼国防大臣、モラレミ・ジェダ市長と会見、更にリヤドにおいてアリ・サウジ職業訓練庁(GOTEVT)総裁を表敬訪問した。

以 上