2012年度における福祉車両の販売台数は、エコカー減税およびエコカー補助金の効果により大幅に増加し、これまでの42,871台(2003年度)を上回る 43,129台・前年比120.9%と過去最高となった。
<車種別販売状況> |
(1)普通・小型自動車 |
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25,129台・前年度比 108.8%
2012年度は、「運転補助装置付車」は前年度を下回ったものの、「車いす移動車」「昇降シート車・回転シート車」とも前年度を上回ったことにより、普通・小型乗用車全体でも25,129台・前年度比108.8%となった。
なお、「車いす移動車」については、これまでの12,934台(2011年度)を上回り、13,577台と過去最高となった。 |
(2)軽自動車 |
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14,041台・前年度比 147.9%
2012年度は、「車いす移動車」が前年度比163.9%と大幅に増加し、12,096台となった。
軽自動車全体でも、これまでの9,785台(2003年度)を上回り、14,041台と過去最高となった。 |
(3)バス |
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3,959台・前年度比 127.5%
2012年度は、2005年度の5,434台以来、7年ぶりに前年度を上回り3,959台となった。 |
注) |
- 自工会会員メーカーとして把握できる販売台数を集計したもので、ユーザーが直接架装メーカーに持ち込み改造したものは集計されていない。
※「運転補助装置付車」の市場は、自工会会員メーカーとして把握できていない架装メーカー扱いのものを含めると年間5千台程度と推定される。
- 車種区分は、自工会にて福祉車両としての装備を基準に分類したため、道路運送車両法の区分とは異なる。
(1)「バス」:マイクロバスを含む。
(2)「小型車」:乗用車と商用車(バンタイプ)を含む。
※「その他」:個別対応(オーダーメード車)、ストレッチャー移動車など。
(注)06年度まで「その他」に区分していた下記の装備車については、07年度より各仕様・装備区分毎に集計することとした。
<装備区分の移動>
「後席回転シート車」→「回転シート車」へ移動
「顧客のニーズに応じて装備する手動運転装置車」→「運転補助装置付車」へ移動
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