JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2012年05月16日

2011年度の福祉車両販売実績について

2011年度における福祉車両の販売台数は、東日本大震災の影響があったものの、生活必需品としての福祉車両の必要性等から全体で35,685台・前年度比103.1%と増加した。

<車種別販売状況>
(1)普通・小型自動車 23,090台・前年度比105.6%
2011年度は、「昇降シート車・回転シート車」「運転補助装置付車」とも前年度を下回ったが、「車いす移動車」が初めて12,000台を超え、全体でも2010年度を上回った。
(2)軽自動車 9,491台・前年度比 109.1%
2011年度は、「車いす移動車」「昇降シート車・回転シート車」とも前年度を上回ったことから、軽自動車全体でも2010年度を上回った。
(3)バス 3,104台・前年度比76.8%
2011年度は、バス全体の需要の落ち込みに伴い前年を下回った。

注)
  1. 自工会会員メーカーとして把握できる販売台数を集計したもので、ユーザーが直接架装メーカーに持ち込み改造したものは集計されていない。
    ※「運転補助装置付車」の市場は、自工会会員メーカーとして把握できていない架装メーカー扱いのものを含めると年間5千台程度と推定される。

  2. 車種区分は、自工会にて福祉車両としての装備を基準に分類したため、道路運送車両法の区分とは異なる。
    (1)「バス」:マイクロバスを含む。
    (2)「小型車」:乗用車と商用車(バンタイプ)を含む。
    ※「その他」:個別対応(オーダーメード車)、ストレッチャー移動車など。
     (注)06年度まで「その他」に区分していた下記の装備車については、07年度より各仕様・装備区分毎に集計することとした。
    <装備区分の移動>
    「後席回転シート車」→「回転シート車」へ移動
    「顧客のニーズに応じて装備する手動運転装置車」→「運転補助装置付車」へ移動

別添:2011年度福祉車両の市場動向

以 上


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