JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2011年10月28日

2011年度上半期(4〜9月)の福祉車両販売実績について

2011年度上半期(4月〜9月)における福祉車両の販売台数は、東日本大震災の影響を受けたこと等により、前年同期比15.0%減の14,778台となった。

<車種別販売状況>
(1)普通・小型自動車 9,418台・前年同期比16.5%減
「車いす移動車」は、普通・小型自動車全体の5割を超え、堅調に推移したが、「昇降シート車・回転シート車」が大きく減少し、全体でも前年を下回った。
(2)軽自動車 4,254台・前年同期比9.1%増
「車いす移動車」「回転シート車」が好調に推移したことから、2006年以来5年ぶりに上半期販売台数が4,000台を超えた。
(3)バス 1,106台・前年同期比49.8%減
東日本大震災の影響を受けたことに加え、観光客の減少によるユーザーの購入延期などにより、大幅は減少となった。

注)
  1. 自工会会員メーカーとして把握できる販売台数を集計したもので、ユーザーが直接架装メーカーに持ち込み改造したものは集計されていない。
    ※「運転補助装置付車」の市場は、自工会会員メーカーとして把握できていない架装メーカー扱いのものを含めると年間5千台程度と推定される。

  2. 車種区分は、自工会にて福祉車両としての装備を基準に分類したため、道路運送車両法の区分とは異なる。
    (1)「バス」:マイクロバスを含む。
    (2)「小型車」:乗用車と商用車(バンタイプ)を含む。
    ※「その他」:個別対応(オーダーメード車)、ストレッチャー移動車など。
     (注)06年度まで「その他」に区分していた下記の装備車については、07年度より各仕様・装備区分毎に集計することとした。
    <装備区分の移動>
    「後席回転シート車」→「回転シート車」へ移動
    「顧客のニーズに応じて装備する手動運転装置車」→「運転補助装置付車」へ移動

別添:2011年度上半期福祉車両の市場動向

以 上


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