JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2011年05月12日

2011 JAMA/JAF/全安協 セーフティトレーニング&シニアドライバーズスクール
北海道から九州までの全国70会場で開催

〜 交通事故防止に有効な参加体験型の一日安全運転実技講習会 〜

一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)は、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)および財団法人全日本交通安全協会との共催で、警察庁、国土交通省(予定)、都道府県警察本部、都道府県交通安全協会などの後援を得て、今年度も、普通免許を所持し運転歴1年以上のドライバーを対象に、参加体験型の一日安全運転実技講習会“JAMA/JAF/全安協セーフティトレーニング”と“JAMA/JAF/全安協シニアドライバーズスクール”を5月14日(土)〜平成24年3月4日(日)の間、全国会場で開催する。
JAMAは、事故実態や、政府の掲げる目標「世界一安全な道路交通の実現」を踏まえ、両講習会を通じて、安全運転の啓発と交通事故防止に努める。

●JAMA/JAF/全安協 セーフティトレーニング

  • 一般の普通免許所持者を対象(運転歴1年以上、年齢制限無し)としたセーフティトレーニングは、車の特性と性能の限界などの理解を通して、実践的な安全運転技能の向上を図るとともに、安全運転の重要性を広く社会に喚起する目的で、平成3年度より開催している。昨年度は559人が参加し、これまでの参加者数累計は1万人以上に上っている。
  • カリキュラムは、運転の基本確認を始めとして、ストレート・オフセットスラロームや反応ブレーキおよびコーナーリング特性体験など、実際の交通場面に対応した内容となっている。
  • ここ数年実施している先進安全技術体験コースについては、ASV*コース(プリクラッシュセーフティ、ESC*体験など)、ESCコース(ESC体験)を31会場で行う等、昨年度よりもクルマの最新安全技術を体感いただく場をさらに充実させる。
  • 今年は5月14日(土)の香川を皮切りに、11月26日(土)までの間、北海道から九州まで全国40会場で順次開催する。

*ASV(Advanced Safety Vehicle):先進安全自動車
*ESC(Electronic Stability Control):横滑り防止装置

>> 開催概要

 

●JAMA/JAF/全安協 シニアドライバーズスクール

  • シニアドライバーズスクールは、自分の運転特性と心身機能を再認識し、安全運転に役立ててもらうことを目的として平成8年度にスタート、今年度で15年目を迎える。対象は、高齢移行期(50〜64歳)を含む高齢者(65歳以上)ドライバー。昨年は352人が参加し、今までにも累計5,600人以上の方が体験している。
  • カリキュラムの内容は、クルマの点検・運転姿勢・車の死角確認・エアバッグ作動実験、滑りやすい路面でのブレーキ体験、交差点での安全な右折方法、見通しの悪い交差点の安全な通過方法など、高齢者の交通事故防止に有効なプログラムの他、実技終了後にはインストラクターを交えた意見交換を行うなど、即効性のある内容となっている。
  • 一昨年より実施している「Super(スーパー)シニアドライバーズスクール」では、高齢ドライバーのための交通安全運転教育プログラム「いきいき運転講座」の座学とデモを組み合わせた体験や、視機能診断機による客観的なチェック、先進安全技術(プリクラッシュセーフティなど)の試乗体験を導入したカリキュラムとしており、開催数も昨年度に比べて倍増する予定である。
  • 今年は5月15日(日)の広島を皮切りに、平成24年3月4日(日)までの間、北海道から九州まで全国30会場で順次開催する。

>> 開催概要

 

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