JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2010年04月28日

2010 JAMA/JAF/全安協 セーフティトレーニング&シニアドライバーズスクール 北海道から九州までの全国64会場で開催

〜 交通事故防止に有効な参加体験型の一日安全運転実技講習会 〜

一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)は、社団法人日本自動車連盟(JAF)および財団法人全日本交通安全協会との共催で、警察庁、都道府県警察本部、都道府県交通安全協会などの後援を得て、今年度も、普通運転免許を所持し運転歴1年以上のドライバーを対象に、参加体験型の一日安全運転実技講習会“JAMA/JAF/全安協セーフティトレーニング”と“JAMA/JAF/全安協シニアドライバーズスクール”を5月5日(水・祝)〜3月6日(日)の間、全国会場で開催する。
JAMAは、事故実態や、政府の掲げる「世界一安全な道路交通の実現」を踏まえ、両講習会を通じて、安全運転の啓発と交通事故防止に努める。

●JAMA/JAF/全安協 セーフティトレーニング

  • 一般の普通運転免許所持者を対象(年齢制限無し)としたセーフティトレーニングは、車の特性と性能の限界などの理解を通して、実践的な安全運転技能の向上を図るとともに、安全運転の重要性を広く社会に喚起する目的で、平成3年度より開催している。昨年は658名が参加し、これまでの参加者数は9,700名近くに上っている。
  • カリキュラムは、運転の基本の確認を始めとして、ストレート・オフセットスラロームや反応ブレーキおよびコーナーリング特性体験など、実際の交通場面に対応した内容となっている。
  • なお、昨年度より新たに導入している先進安全技術体験コースについては、ASV*コース(プリクラッシュセーフティ、ESC*体験など)を4会場、ESCコース(ESC体験)を15会場で行う予定。
  • 今年は5月16日(日)の熊本を皮切りに、3月6日(日)までの間、北海道から九州まで全国35会場で順次開催する。

*ASV(Advanced Safety Vehicle):先進安全自動車
*ESC(Electronic Stability Control):横滑り防止装置

>> 開催概要

 

●JAMA/JAF/全安協 シニアドライバーズスクール

  • シニアドライバーズスクールは、自分の運転特性と心身機能を再認識し、安全運転に役立ててもらうことを目的として平成8年度にスタート、今年度で15年目を迎える。対象は、高齢移行期(50〜64歳)を含む高齢者(65歳以上)ドライバー。昨年は433名が参加し、今までにも、5,300人以上の方が体験している。
  • カリキュラムの内容は、クルマの点検・運転姿勢・車の死角確認・エアバッグ作動実験、滑りやすい路面でのブレーキ体験、交差点での安全な右折方法、見通しの悪い交差点の安全な通過方法など、高齢者の交通事故防止に有効なプログラムの他、実技終了後にはインストラクターを交えた意見交換を行うなど、即効性のある内容となっている。新しい安全装備ESC(横滑り防止装置)の体験も、2会場で予定している。
  • なお、新たに「Super(スーパー)シニアドライバーズスクール」として、運転歴30年以上のベテランドライバーを対象に、高齢ドライバーのための交通安全運転教育プログラム「いきいき運転講座」の座学とデモを組み合わせた体験や先進安全技術(プリクラッシュセーフティなど)の試乗体験を導入したカリキュラムも、6会場で予定している。
  • 今年は5月5日(水・祝)の京都府を始め、11月8日(月)までの間、北海道から九州まで全国29会場で順次開催する。

>> 開催概要

 

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