署名数が90万人を突破！

二輪車駐車場を求める約92万人の署名

　(社)日本自動車工業会(自工会)とNMCA日本二輪車協会（NMCA）は、「バイクに駐車スペースを！」とのスローガンを掲げて、二輪車駐車場の整備促進を求める署名運動※を展開しており、これまでに集まった署名数は90万人以上に達している。
（4月10日現在:91万6,784人）
　この90万人を超える署名は、「街なかにバイクを止める場所がない！」「いったいどこに止めればいいの？」という多くの二輪車ユーザーの切実な声であり、二輪車駐車場所不足の問題がいかに深刻かを如実に表しているものと言える。
　現在、都市部では二輪車を駐車できる場所や駐車施設が非常に少ない中、二輪車の駐車違反取締り件数が急増している。ここ数年、二輪車の駐車場整備が促進されるよう、駐車場法、道路法など関係法令が改正され、国や地方自治体における二輪車駐車対策への取り組みに期待がもたれているものの、二輪車駐車場の整備は依然として遅れの目立つ状態となっている。
　このため署名運動では、二輪車の駐車場所の確保・拡充策として、地方自治体が積極的に駐車場整備に取り組めるような財政措置を含めた支援策を行うことや二輪車の駐車規制の解除・緩和、二輪車用のパーキングチケット制度の整備など、二輪車の駐車空間を確保するよう求める内容となっている（別紙参照）。

自工会・ＮＭＣＡは、二輪車駐車場の整備促進を求める要望活動を計画！

　自工会は、NMCAとともに90万人を超える二輪車駐車場の整備促進を求める国民の署名を携えて、国・全国の地方自治体（東京都区市・政令指定都市等）に対して、都市部の駅周辺や繁華街など駐車需要の高い区域に、二輪車の駐車場所が早急に確保・拡充されるよう、今後、具体的な要望活動を積極的に行うことにしている。
　なお、署名は現在もインターネットで引き続き受け付けている（http://www.nmca.gr.jp）

※署名運動協力団体：(社)全国軽自動車協会連合会、(社)全国二輪車安全普及協会、
(財)日本モーターサイクルスポーツ協会、全国オートバイ協同組合連合会

別紙：二輪車の駐車場所の確保・拡充について（要望）