社団法人日本自動車工業会とNMCA日本二輪車協会は、街なかに二輪車の駐車スペースが早急に確保されるよう国および地方自治体に働きかけるため、今年10月27日(土)から来年2月29日(金)まで、署名運動を開始する。
昨年6月以降の駐車違反取締り強化によって、街なかにおける二輪車の駐車場不足問題が顕在化し、二輪車ユーザーの利便が損なわれている。自動二輪車が「駐車場法」の対象となるなど関係法令が改正されたことで、国や地方自治体による二輪車駐車場整備促進への取り組みに期待がもたれているが、依然として街なかに二輪車の駐車場所は非常に少ない状態となっており、一刻も早い事態改善が求められている。
このためこの運動は、「バイクに駐車スペースを!」とのスローガンを掲げて、二輪車関係企業・団体はもとより全国の数多くの賛同者から署名を集め、今年度内をめどに政府をはじめ地方自治体など関係方面に要望書を提出しようというもの。要望内容(別紙参照)は、街なかに二輪車の駐車場所を早急に確保するよう、迅速な行政の取り組みを望むものとしている。
署名は、二輪車販売店店頭に用紙を備えて受け付けるほか、東京モーターショーの少年少女モーターサイクルスポーツスクール開催会場や二輪車メーカーのイベント会場などで協力を呼びかける。また、NMCA日本二輪車協会のウエブサイトでは電子署名も受け付ける。
問合せ先:(社)日本自動車工業会 交通統括部 担当:山下、長谷川 TEL03-5405-6123 |