JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2007年04月20日

2007 JAMA&JAF&全安協 シニアドライバーズスクールとセーフティトレーニング 北海道から九州までの全国67会場で開催。

〜 交通事故防止に有効な参加体験型の一日安全運転実技講習会 〜

各会場 参加者30名を募集!

社団法人 日本自動車工業会

社団法人日本自動車工業会(JAMA)は、社団法人日本自動車連盟(JAF)及び財団法人全日本交通安全協会との共催で、警察庁、都道府県警察本部、都道府県交通安全協会などの後援を得て、今年度も、普通運転免許を所持し運転歴1年以上のドライバーを対象に、参加体験型の一日安全運転実技講習会“JAMA&JAF&全安協シニアドライバーズスクール”と“JAMA&JAF&全安協セーフティトレーニング”を全国で開催する。

★昨年の交通事故概況と傾向〜高齢者の割合がさらに増加
平成18年の交通事故による死者数は、前年より519人減少し全国で6,352人と昭和30年以来51年ぶりに6,000人台前半に止まった。また、事故件数も前年と比べ5.0%減の約89万件、負傷者数も5.1%減の約110万人とそれぞれ2年連続で減少した。
その一方で、高齢者(65歳以上)の死者数は2,809人と前年より115人減少したものの、全体に占める割合は44.2%と前年(42.6%)より増加した。さらに平成18年末現在の65歳以上の運転免許保有者数は、前年より約62万人も増えて、初の1千万人台(約1,038万人/警察庁調べ)に達するなど、高齢ドライバーは年々増加している。

主催者としては、両講習会を通じて安全運転の啓発と交通事故防止を図るため、一人でも多くのドライバーの参加を期待している。

 

JAMA&JAFシニアドライバーズスクール

シニアドライバーズスクールは、自分の運転特性と心身機能を再認識し、安全運転に役立ててもらうことを目的として平成8年度にスタート、今年度で12回目を迎える。対象は、高齢者(65歳以上)および高齢移行期(50〜64歳)のドライバー。過去に受講した総人数は延べ177会場で約3,890人に達し、参加者からは「停止距離の長さを実感、安全運転の大切さを痛感しました。」など、実体験ならではの声が寄せられている。
カリキュラムの内容は、クルマの点検・運転姿勢・車の死角確認・エアバッグ作動実験、滑りやすい路面でのブレーキ体験、交差点での安全な右折方法、見通しの悪い交差点の安全な通過方法など、高齢者の交通事故防止に有効なプログラムの他、実技終了後にはインストラクターを交えた意見交換を行うなど、即効性のある内容となっている。
今年は5月3日(木・祝)の京都府をはじめとして、北海道から九州まで全国32会場で順次開催する。

>> 開催概要・開催日・場所一覧

 

JAMA&JAF&全安協 セーフティトレーニング

一般の普通運転免許所持者を対象(年齢制限無し)としたセーフティトレーニングは、車の特性と性能の限界などの理解を通して、実践的な安全運転技能の向上を図るとともに、安全運転の重要性を広く社会に喚起する目的で、平成3年度より開催している。昨年まで延べ319会場で開始、参加者数は約8,500人に上っている。参加したドライバーからは「滑りやすい路面がいかに止まらないか、後席シートベルトの重要さなどをよく理解できました。これから着用します。」などの意見が寄せられている。
カリキュラムは、シニアドライバーズスクール同様、運転の基本の確認を始めとして、ストレート・オフセットスラロームや反応ブレーキおよびコーナーリング特性体験など、実際の交通場面に対応できる内容となっている。
今年は5月19日(土)の和歌山県を第一弾に、北海道から九州まで全国35会場で順次開催する。

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<平成18年度開催>JAMA&JAF&全安協 シニアドライバーズスクール
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クルマの点検〜エンジンオイルの量と汚れをチェック