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会長会見 2003年02月20日
(宗国会長)
春闘について
- 最終判断はそれぞれの労使間で決定されることであり、個々についてコメントは申し上げられない。
- 春闘そのものは変わりつつある。世界のマーケットで勝ち残れるということがディスカッションのベースになり、賃金だけではなく幅広いディスカッションが行われることになると思う。
登録済未使用車の販売における重量税等の取り扱い問題について
- お客様の信頼を損ねる行為であり、大変遺憾。
- このような事態が二度と起こらないよう、全体を通してきちんとした対応をしていく。
- 自社登録そのものがダメということはないが、お客様にご迷惑をかけないようにしていきたい。
燃料電池自動車の開発について
- 燃料電池そのものの技術開発やインフラ整備等で、長期的には日米連携もあり得ると思うが、いま現在一緒にやるという検討はしていない。
- 今年の日米欧3極のグローバルミーティングについては、まだテーマを絞り込んでいる段階だが、お客様にとってプラスになるならディスカッションしてみたい。
国内自動車販売の動向について
- 年度末に向け、10月のディーゼル車規制等による駆け込み需要は短期的には起こり得るかもしれないが、物事はある期間で考えてみるべき。
- 販売店の努力等でかろうじて前年を維持している状況で、市場そのものはそれほど強くない。経済全体でも強さはない。
- 今後は一進一退が続くと思うが、秋のモーターショーに合わせた各社の商品投入がプラス要因になるのではないか。
米国自動車販売の動向について
- 1月はマイナスとなったが、お客様の車を求める強さはそんなに後退していない。
- 今後は、経済以外の要因もあって分からないが、それが落ち着くまではマイナスが続くのではないか。ただ、堅実な商品やメーカーもあり、一概にダメということはないだろう。
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