JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

会長会見  2007年04月19日

(張会長)

第40回東京モーターショー2007について

  • 来場者が実際にクルマに触れ体験できる「お客様参加・体験型」の特別企画を、これまで以上に充実させて実施する。これによりお客様にクルマの夢や楽しさ、素晴らしさを感じてもらい、クルマファンを一人でも多く増やしていきたい。

運輸部門における自動車業界のCO2削減について

  • 自動車業界は、燃費向上、交通施策の提言、エコドライブの普及活動等に積極的に取り組んでおり、運輸部門のCO2削減は着実に進んでいる。運輸部門は(京都議定書目標達成計画の)目標を達成できるのではないか。

国内自動車市場について

  • 数字はあまりよくない。モーターショー等による当面の対策だけではなく、中長期的には、もっとお客様の声をきめ細かに聞いて、それに合わせていかなくてはいけないと思っている。

労働分配率について

  • 自動車産業で言えば、我々の一番大事な役割は仕事を確保するということ。その波及効果として(中小企業にも)仕事が増えていく。そのためには国内生産1千万台を確保していきたい。

三角合併の防衛策について

  • この会社の技術は大事だということになれば、囲い込みのようなことが進むのではないか。

米韓FTAの影響について

  • 何がしかの影響はあると思うが、今すぐ大変だということはない。

クライスラー売却報道に関して

  • クライスラーは長い伝統と実績を持っている会社であり、BIG3の一角への復活が進むような売却であってほしいと個人的には思っている。