JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

会長会見  2004年04月15日

(宗国会長)

日中自動車産業発展官民対話について

  • 非常に有意義なディスカッションができた。対話を引き続き継続することを双方で確認した。
  • 中国汽車工業協会と自工会の間で民間の現状を踏まえたディスカッションが行われ、翌日官民両方で自動車産業・流通全体の問題と合わせ中古車、自動車部品をテーマにディスカッションした。
  • 昨年の中国市場は400万台になっており、アメリカ、日本に次ぐ大きさに成長している。2004年は500万台くらいになると中国側は見ているし、自分もその近辺になるだろうと思う。

自工会会長任期満了について

  • 楽しく務めさせていただいたというのが率直な気持ち。
  • 会員各社トップの皆様はもちろんのこと、自工会職員や報道の皆様からもたくさんのご協力を頂戴し、感謝している。

国内景気について

  • 景気は良い方向に向かっているし、力強いと受け止めている。
  • 強い指数が出ているのは輸出であり、為替の動向が一番気になるところ。製造業は輸出が大きな回復要因となっているので、もう少し円安であってほしいと思っている。

東証会長人事について

  • 自工会会見なのでコメントは控えたい。

鋼材価格の値上げについて

  • 鋼材価格が中国の需要の強さから世界的に高くなっていることは理解している。
  • 先回申し上げたとおり、世界で自動車のビジネスをしていく中で価格のプレッシャーを受けており、値上げを率直にお受けする環境下にはない。