JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

会長会見  2004年02月19日

(宗国会長)

春闘における経営環境について

  • それぞれの企業の経営環境や実態をベースに、労使の交渉は進んでいく。
  • 話し合いの中で、景気全体の問題が考慮される場合もあると思うが、昨日発表された高いGDP成長率が即反映されることはないのではないか。

政治献金について

  • 日本経団連がガイドラインを出したことで、政治献金はフェアでオープンな形で進んでいくのではないか。
  • 自工会としてはガイドラインをひとつの参考基準とするが、最終的には独自に判断して進めていきたい。

為替市場について

  • 105円強というレベルは、現在の経済実態や各社の経営目標からすれば少し高いと思う。

GDPについて

  • 随分高いなという印象を受けた。設備投資がベースであって、まだ個人消費は強さを感じていない。
  • 今年の国内新車販売は590万台と見通しているが、これからの個人消費に期待しており、プラスに受け止めて前に進んでいきたい。