JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

会長会見  2003年10月16日

(宗国会長)

日中自動車産業官民対話について

  • 中国・国家発展改革委員会と経済産業省の間で、日中自動車産業官民対話をスタートさせることが合意された。来春に第1回会合が開催される。
  • 民ということで、自工会も積極的に参画していきたい。

為替について

  • 円が高いか安いかは別として、変動幅が大きいことを懸念している。製造業は急激な変動にはなかなか対応できない。
  • 為替は基本的には市場が決めていくこと。BIG3首脳の発言を直接聞いていないし、いろいろな意見があると思うが、急激な変動への対処と為替介入は別の次元のことと思う。

FTAについて

  • FTAはWTOを補完するものとして非常に重要で、日−メキシコ間で合意できればと期待している。
  • EU−メキシコ間ではFTAが結ばれており、日本メーカーは条件的に不利な立場にある。日−メキシコ間で合意ができ、同じ条件下で競争が進めば、貿易も投資も促進され、経済発展につながる。

東京モーターショーについて

  • 目標である140万人ご来場に向け、努力を続けている。
  • 一人でも多くの方に、我々のこれからの商品、トレンド、安全技術、環境技術を見て、あるいは体験していただきたい。