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会長会見 2003年06月19日
(宗国会長)
国内自動車市場について
- 1−5月の実績を見ると、強さはないが前年を上回っており、これからモーターショーに向けて各社が様々な商品を出してくるので、当初見通しである年間585万台は達成できると思う。
米国自動車市場について
- 一進一退だが、年間1,600万台は超えるのではないか。
- 高い拡販費を使っており、台数と併せて収益がどうなるかが重要。
日本GMの退会検討報道に関して
- 退会について正式な話は受けていない。
- せっかく入会されたのだから、申し出があれば自工会として十分話し合いをしていきたいと思う。
夏の電力不足問題について
- 東京電力や経済産業省から節電の協力依頼を受けており、各社対応を取っていると聞いている。
- 各社の生産計画への影響は聞いていないのでわからないが、ホンダの場合は問題ない。
DPF等への補助金の予算枠超過問題について
- もう少し予算を検討していだだきたいという気持ちはあるが、具体的な考えはない。
政府税調の中期答申における消費税率引き上げ等について
- 現在の日本の財政状況を考えると、消費税率引き上げは避けて通れない考え方であり、当然の方向だと思う。
- 増税で国民が不安になると、消費へ影響する。経済活性化やデフレ克服なども必要。
- 消費税と自動車取得税については、公平かつシンプルになるよう要望していく。
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