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会長会見 2003年04月17日
(宗国会長)
イラク戦争に関して
- 終結する方向に決まり、大きな不安要素は取り除かれたと思う。
経済について
- イラク戦争が比較的短期だったので、経済全体に大きな影響はないと思う。
- イラク復興にかかる費用は多大であり、経済があまり良くない中での負担という意味ではマイナスは避けられない。
- 世界の一員として日本も相応の負担をするのは当然であり、これに沿って企業や団体が負担することには賛成。
- 株価は大変厳しい状況下にあり、経済3団体が要望したすべてのことを視野に入れて検討すべき。
国内自動車市場について
- 1−3月の販売実績は各月とも前年を上回っており、これは良いサイン。
- 年後半にはモーターショーに向け各社が新車を出すため、需要見通しの585万台を上回ることも期待できる。
- グリーン税制改正の影響については、4−5月の数字を見てみないと何とも言えない。(鈴木副会長)
米国自動車市場について
- 弱含みの状態だが、1,600万台、できれば1,650万台のレベルを維持したい。
SARS(重症急性呼吸器症候群)について
- 自動車業界には特段大きな問題はない。
- 自工会の中国事務所設立もスケジュールどおり進める。
自動車会館構想について
- 計画どおり粛々と進めており、参加団体との話し合いは進んでいる。
ベトナム政府との会合設置について
- 4月8日にフック計画投資大臣と会い、ベトナムでのビジネス上の課題や、交通安全面や環境面での産業協力について、年1−2回程度定期会合を開催し話し合うことを提案した。(鈴木副会長)
- 計画投資大臣からは了承をもらい、現在第1回会合開催に向け調整しているところ。(鈴木副会長)
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