JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2006年04月07日

平成17年度「軽自動車の使用実態調査」について

(社)日本自動車工業会は、平成17年度に実施した軽自動車使用実態調査の結果を取りまとめた。

本調査は、昭和56年より隔年で実施しており、軽自動車の使用実態(ユーザー層、ユーザー意識、使用状況、地域的な特色等)について詳細かつ具体的に把握することを目的に行なっているものである。

今回の調査では、大きく捉えると以下のような特徴が見られた。

(1)軽自動車使用実態

  • 軽乗用車は、女性や高齢者のユーザーが多く、日常の足として使われている。
  • 軽キャブバン・キャブワゴンの用途は商用・乗用がほぼ同率、軽トラックでは農用用途が約5割。

(2)交通不便地域の足としての軽自動車(人口10万人未満の市および郡部)

  • 交通の不便な地方では、軽自動車がなければ日常の生活に大きな支障をきたす。

(3)女性の足としての軽自動車

  • 働く女性を軽乗用車が支えるとともに、「買物」等の日常生活の足として女性の軽自動車使用頻度は高い。

(4)高齢者の足としての軽自動車

  • 高齢者のみの世帯が増加しているなか、日常の移動手段としての軽自動車の存在は、経済性からもサイズ面からも、高齢者の生活を支えている。

ご参考:平成17年度 軽自動車の使用実態調査 概要

以 上