ニュースリリース- 2004年04月28日
平成15年度「軽自動車の使用実態調査」について
(社)日本自動車工業会は、平成15年度に実施した軽自動車使用実態調査の結果を取りまとめた。
本調査は、昭和56年より隔年で実施しており、軽自動車の使用実態(ユーザー層、ユーザー意識、使用状況、地域的な特色等)について詳細かつ具体的に把握することを目的に行なっているものである。
今回の調査では、以下のような特徴が見られた。
- 軽自動車使用実態の変化
- 軽乗用車(ボンバン含む)を選択する場合に最も重視する点をみると、経済性を重視する比率が増加した(前回調査結果(平成13年度)65%→今回調査結果73%)。
- 交通不便地域の足としての軽自動車(人口10万人未満の市および郡部)
- これらの地域では、保有している軽乗用車がなくなった場合、79%が非常に困るとしている。
- 女性の足としての軽自動車
- 女性ユーザーは、ほとんど毎日使用する比率が73%と男性の64%に比べ高く、買物での使用が半数近く(48%)を占めている。
- 高齢者の足としての軽自動車
- 60歳以上のユーザーでは、維持費や価格の安さから次も軽自動車にする意向が96%と高い。
- 日常生活の移動手段としての4輪駆動軽自動車
- 積雪地の軽自動車ユーザーは、雪道・凍結道路での走行性能や安全性能に優れており、かつ取り回しのしやすい4輪駆動軽自動車を積極的に選択している。
ご参考:平成15年度 軽自動車の使用実態調査 概要
以 上
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