ニュースリリース- 2004年03月01日二輪車部品の環境負荷物質データ収集調査スタート(社)日本自動車工業会は、二輪車部品に使われている環境負荷物質のデータ収集のフォーマットを統一し、これに基づく調査を2004年3月より順次スタートすることとした。 自工会会員の二輪車メーカー4社(ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ)は「二輪車リサイクルに関する自主取り組み」(本格開始:2004年秋頃)をはじめ環境保全に向けた種々の取り組みを行っているが、その一環として環境負荷物質4品目(鉛、水銀、六価クロム、カドミウム)の自主的削減についてもスケジュールに基づき積極的に推進している。 今回、二輪各社が共通のフォーマットを使用することで、部品メーカーからの環境負荷物質データを把握することが容易になり、その削減に向けて効率的な推進が図れることとなる。対象になる環境負荷物質は、自工会の自主削減4品目に加え、二輪各社の自主管理物質も対象としている。 この調査により、二輪車の各構成部品別に環境負荷物質の含有量がデータベースとして取り纏められ、車種別や管理物質別に収集表示が可能となり、二輪各社は今後、自工会を通じてこのデータに基づき、新車販売時に環境負荷物質の状況を公表することとなる。さらに二輪各社は設定された目標値(下表参照)に対してその達成度を把握し、適切な対応策を講じることができるようになる。
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