JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2003年11月28日

高規格救急自動車の寄贈について

 日本自動車工業会は、総務省消防庁の平成15年度高規格救急自動車整備事業に協力し、伊東市消防本部など3団体に対して、3台の同車寄贈を決定した。今回の寄贈により、高規格救急自動車の寄贈は累計34台となり、従来型車両を含めた総累計は725台となる。

 各市町村の消防機関が行う救急業務に関しては、救急隊の出場件数が年間で約454万件、搬送人員も約433万人に上るなど、国民生活の安全を守る上で欠くことのできないものとなっている。
 自工会では、社会貢献事業の一環として、昭和44年度から平成4年度までの間、消防庁の救急医療体制整備事業(全国民が24時間態勢で救急サービスを享受しうる体制整備)の充実化に協力することを目的に、従来型の救急自動車の寄贈を行ってきた。
 また平成5年度以降は、ほぼ昼夜の別なく救急サービスを受ける体制が整備されたこともあり、昨今のプレ・ホスピタルケア(病院治療までの措置)の充実化に対応し、従来寄贈してきた救急車に変えて、人工呼吸器や輸液ポンプ等医療器具を備え、搬送途中での救急救命士による気管内挿管など高度な応急措置を可能にした高規格救急自動車を寄贈している。

◎平成15年度受贈団体……3団体

・伊東市消防本部(静岡県)
・白浜町消防本部(和歌山県)
・大野町消防本部(広島県)
*納入時期は未定(平成15年度内)

◎これまでの寄贈実績

<従来型車両>    <高規格車両>
昭和44〜46年度   各30台   平成5年度   4台
昭和47〜48年度   各45台   平成6〜15年度   各3台
昭和49〜55年度   各25台        
昭和56〜平成4年度   各28台        
従来型車両累計   691台   高規格車両累計   34台
             
        総累計   725台

 

以 上