JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2003年02月20日

2005年日本国際博覧会―《愛・地球博》の自工会パビリオンについて

出展テーマ&メッセージ

人・クルマ・地球  未来へ。

“クルマの進化”が世界を変えてゆく。

人は、おそらく車輪を発明したそのときから、
自力で動く乗り物をつくることを探求してきたと言えましょう。

その夢を実現し、20世紀初頭に花開いたクルマは、
この100年を通じて、わたしたちの生活や社会を大きく変革し、
同時にクルマによる移動の自由や、クルマに乗ること自体の楽しさといった
人の感性をも豊かにしてきました。 

そして21世紀・・・。

いまクルマは社会や産業の発展に貢献しながら、
同時に、環境、資源・エネルギー、安全など、地球的規模の課題に直面しています。
 これからクルマには、技術的あるいは経済的な面はもとより、
社会システムや生活文化との関わり、そして自然との共生など、
多様な進化が求められています。 

「人とクルマと地球」の豊かな未来に向けて。

わたしたちは、新たな“クルマの進化”のための挑戦を続けます。
夢と感動、活力あふれる暮らし、産業、社会、
そして“愛すべき”地球のために・・・。

日本自動車工業会パビリオン「ワンダーホイール 展・覧・車」のイメージ
「ワンダーホイール 展・覧・車」のイメージ

■建築の基本的な考え方
巨大な回転する輪(観覧車)とその半分を斜めに包み込むシャープな建築で構成されたダイナミックなデザイン。 観覧車を包み込んだ部分が巨大な演出空間になり、キャビンは驚き・楽しさ・夢あふれるプログラムの後、最高位置約50mの空中で屋外へと飛び出します。
また、パビリオンは、再利用可能な素材などによって構成し、環境への負荷低減化をはかります。さらに観覧車も博覧会終了後、リユースします。

■施設概要

【パビリオン建築】
○敷地面積 :2,000m2
○建築面積 :1,130m2

【メインアトラクション「展・覧・車」】
○回転軸直径 :47m (最高高さ:約50m)
○キャビン :4人乗り×30台 (車椅子用キャビンを含む)