JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2015年05月08日

2014年度の福祉車両販売実績について

2014年度における福祉車両の販売台数は、合計で47,869台・前年度比108.3%と前年度を上回り過去最高となった。

<車種別販売状況>
(1)普通・小型自動車 25,004台・前年度比 102.6%
「昇降シート車・回転シート車」は前年度を若干下回ったものの、「車いす移動車」がこれまでの過去最高2012年度の13,577台を上回る14,013台・前年度比106.2%となったほか、「運転補助装置付車」も前年度を上回ったことにより、普通・小型乗用車全体では25,004台・前年度比102.6%となった。
(2)軽自動車 18,560台・前年度比 120.0%
2013年度の15,471台を上回る、18,560台・前年度比120.0%で昨年に引き続き過去最高を更新した。特に「昇降シート車・回転シート車」が4,055台・前年度比163.9%と大幅に増加した。
(3)バス 4,305台・前年度比98.9%
2014年度は、4,305台・前年度比98.9%と若干下回った。

注)
  1. 自工会会員メーカーとして把握できる販売台数を集計したもので、ユーザーが直接架装メーカーに持ち込み改造したものは集計されていない。
    ※「運転補助装置付車」の市場は、自工会会員メーカーとして把握できていない架装メーカー扱いのものを含めると年間5千台程度と推定される。

  2. 車種区分は、自工会にて福祉車両としての装備を基準に分類したため、道路運送車両法の区分とは異なる。
    (1)「バス」:マイクロバスを含む。
    (2)「小型車」:乗用車と商用車(バンタイプ)を含む。
    ※「その他」:個別対応(オーダーメード車)、ストレッチャー移動車など。
    (注) 06年度まで「その他」に区分していた下記の装備車については、07年度より各仕様・装備区分毎に集計することとした。
    <装備区分の移動>
    「後席回転シート車」→「回転シート車」へ移動
    「顧客のニーズに応じて装備する手動運転装置車」→「運転補助装置付車」へ移動

別添:2014年度福祉車両の市場動向

以 上


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