ニュースリリース- 2012年02月01日「普通二輪(小型限定)実験講習プロジェクト」報告書の発行 一般社団法人 日本自動車工業会 二輪車特別委員会(以下 自工会二特、委員長:柳弘之)は、軽量コンパクトで通勤通学、業務上の移動手段として、これからの生活モビリティとして期待される原付二種を運転するのに必要な“小型限定普通二輪(125クラス)免許取得時の負担軽減”についての提案(*1)をかねてより政府関係機関に行っているが、このたび「普通二輪(小型限定)実験講習プロジェクト」を設け、要望実現化のための具体的な講習カリキュラムを試作、かつ当該免許取得希望の一般の方を対象にこのカリキュラムが妥当で適正なものであるかどうかの実地検証をおこなった。
1.「普通二輪(小型限定)実験講習プロジェクト」メンバー ○座長;長江啓泰(日本大学名誉教授)以下8名(報告書の通り) 2.実験講習の概要
3.報告書の要旨 イ)3つの考察点とその検証結果
以上の結果から「自工会の提案する『技能講習カリキュラム』を連続的に受講しても、運転者の技能水準を下げることなく、安全面でも十分に効果が期待され、なおかつ当該免許取得希望者の負担軽減にもつながるものである」と、まとめている。 ロ)講習効果の確認(みきわめ)の結果と模擬技能検定の合否 1.講習効果の確認(みきわめ)の結果
受講者の技能修得が十分かどうかを判断する6時限目の「講習効果の確認」(みきわめ)では、技能水準が不足していると判定された受講者はなく、36人全員が6時限で技能講習を修了した。 2.模擬技能検定の合否
36人中32人が合格し、88.9%という高い水準の結果を得た。合格者の成績は、90点以上が半数以上(52.8%)を占めており、高いレベルでの技能修得が達成されていたと結論できる。
以 上 ※普通二輪(小型限定)実験講習プロジェクト報告書 |
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