JAMA 一般社団法人日本自動車工業会 
 

ニュースリリース- 2006年09月29日

2005年度低公害車等の出荷台数実績の公表について

(社)日本自動車工業会(会長:張 富士夫、以下 自工会)は、2005年度低公害車等の出荷台数実績をホームページにおいて9月29日(水)より公表した。

自動車メーカー各社は、地球温暖化防止や大気環境改善のために環境負荷の少ない自動車の開発や普及に努めており、社会の関心もますます高まりつつある。

こうした状況を踏まえ、自工会及び会員各社は、低公害車等の工場出荷台数を2000年度実績よりホームページにおいて公表(年1回更新)している。

なお、本日公表した2005年度の低公害車等の出荷台数実績は次の通り。

《2005年度実績の概要》
全車種合計で4,207,593台 (前年比100.0%、672台増) となった。

車種別に見ると、ハイブリッド自動車は61,263台(前年比92.1%、5,277台減)、天然ガス自動車は3,066台(前年比93.9%、199台減)、ディーゼル代替LPG車は1,799台(前年比57.6%、1,322台減)、燃料電池自動車は16台(前年比400.0%、12台増)であった。なお、電気自動車は0台、2005年度実績より集計を始めた水素自動車は2台であった。

また、燃費基準達成(以下、低燃費)かつ平成17年基準75%低減レベル(☆☆☆☆)は2,130,832台(前年比229.4%、1,202,109台増)、低燃費かつ平成17年基準50%低減レベル(☆☆☆)は1,608,629台(前年比65.9%、833,538台減)、低燃費かつ平成12年基準75%低減レベル(☆☆☆)は37,949台(前年比16.5%、191,556台減)、低燃費かつ平成12年基準50%低減レベル(☆☆)は232,481台(前年比72.2%、89,578台減)、低燃費かつ平成12年基準25%低減レベル(☆)は131,556台(前年比62.2%、79,964台減)となり、低燃費かつ☆☆☆☆が全体の半数以上を占める結果となった。

2005年度低公害車等出荷実績(単位:台)
  乗用車 貨物車 バス 合計
普通・
小型車
軽自動車 普通・
小型車
軽自動車
低公害車 燃料電池自動車 16 0 0 0 0 16
電気自動車 0 0 0 0 0 0
ハイブリッド自動車 59,756 0 1,451 18 38 61,263
天然ガス自動車 25 11 2,133 803 94 3,066
メタノール自動車 0 0 0 0 0 0
小計 59,797 11 3,584 821 132 64,345
低燃費かつ
低排出ガス
認定車※
平成17年基準排出ガス
75%低減レベル ☆☆☆☆
1,763,812 361,759 5,261 0 0 2,130,832
平成17年基準排出ガス
50%低減レベル ☆☆☆
662,413 693,386 105,063 147,767 0 1,608,629
平成12年基準排出ガス
75%低減レベル ☆☆☆
37,949 0 0 0 0 37,949
平成12年基準排出ガス
50%低減レベル ☆☆
8,035 0 0 224,446 0 232,481
平成12年基準排出ガス
25%低減レベル ☆
57,490 69,485 0 4,581 0 131,556
小計 2,529,699 1,124,630 110,324 376,794 0 4,141,447
ディーゼル代替LPG自動車 0 0 1,778 0 21 1,799
水素自動車 2 0 0 0 0 2
合 計 2,589,498 1,124,641 115,686 377,615 153 4,207,593
※省エネ法に基づく燃費基準早期達成車で、かつ、低排出ガス車認定実施要領に基づく低排出ガス認定車。

 

以 上