会長コメント 2003年02月17日日本マレーシア経済連携協定締結に向けた作業部会設置について日本自動車工業会
会長 宗国 旨英
昨日の平沼・ラフィダ大臣会合において日本マレーシア経済連携協定締結について検討する作業部会の設置が合意されたことを歓迎する。 自工会としては二国間自由貿易協定、経済連携協定はWTOを補完して世界の自由貿易を推進するスキームと認識している。日本マレーシア経済連携協定においては、従来の友好な経済関係を踏まえつつ、関税や非関税措置の撤廃等による市場アクセスの早期改善はもとより、アセアン自由貿易地域(AFTA)における自動車技術基準・認証の相互認証など実質的に貿易拡大につながる措置が実現されることを期待する。こうした措置がマレーシア自動車産業の競争力を真に強化することに寄与するものと考える。 日本マレーシアによる経済連携協定を通じて意味のある日本アセアンレベルでの経済連携が促進され、AFTAが活性化することが期待される。 また、これを機会に、マレーシアがWTO新ラウンドにおける投資ルールの整備等についても、より積極的な姿勢を示すことを期待する。 以 上 |
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